アドマイヤカイザー

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１１月９日、スポンサー功労馬のアドマイヤカイザーが亡くなりました。２０歳でした。

先月の下旬頃から高熱が続き、何度か獣医師の診察を受け治療をしていました。カイザー自身は食欲もありエサも牧草も食べていました。しかし思っていたより状態が悪かったようで、馬小屋で過ごしている間は一度も横にならず治療を頑張っていたのですが、９日の１４時頃に急に倒れ、そのまま亡くなってしまいました。
解剖の結果、死因は「肺炎」とのことでした。

アドマイヤカイザーは、元競走馬で現役時代は重賞（２００１年　エプソムＣ　ＧⅢ）を勝つなど活躍しました。
競走馬を引退後は、乗馬クラブで乗馬として過ごし、その後ホーストラスト北海道に来ました。

入厩した頃は、一緒に来たボールドブライアンと一緒にいましたが、子馬を一緒に放牧するようになると３頭で牧草を食べたりしていました。しかしボールドブライアンが子馬を独占するようになると、カイザーは他の馬たちの所に行くようになってあまり子馬を気にしなくなり、具合が悪くなるまでは最年長のベルクノイエスといつも一緒に居ました。おっとりしたベルクじいちゃんの傍にいると落ち着けたのかもしれません。

ホーストラスト北海道で過ごした１年８ヶ月、短い期間だったけれどのんびり過ごせたかな。もうカイザーのかわいい顔が見れないのは寂しいけど、これからは空の上からみんなを見守っていてね。
ありがとう、カイザー。