パリスハーリー

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今までありがとう!

平成27年1月3日の早朝、パリスハーリーが亡くなりました。

27歳でした。

昨年の12月中頃に体調を崩し、31日に熱が41度まで上がったので獣医師に来てもらいました。
疝痛ではないのですが、以前に診察してもらった時に左の腸の動きが悪いと言われた場所が原因ではないかと診断されました。
注射等の治療を朝晩続けましたが、回復することができずに亡くなりました。

パリスハーリーは、元競走馬で現役時代は重賞(1993年 京都記念 GⅢ)を勝つなど活躍しました。
競走馬を引退後は乗馬クラブで乗馬として馬術競技で活躍し、その後ホーストラスト北海道に来ました。

入厩した時にはホーストラスト北海道にいる馬の中で最年長でしたが、同じ月に2歳年上のベルクのイエスが入厩するとおじいちゃん同士、気が合ったのか一緒にいるようになりました。
牧草を食べる時も、のんびりする時もいつも一緒。
2頭ならんでウトウトしている姿を見るとホッコリとした気持ちになりました。

そんなハーリーがベルクそっちのけになる時がありました。
それは、昼と夕のエサの時間です。
この時ばかりは名前を呼ばれると、一目散に馬小屋へ走ってきました。(呼ぶと来てくれるので、ハーリーを呼ぶのが楽しみでした。)
本当に食べることが大好きなハーリー。
でも、食べ終わると外に出たがるので馬房から出すと、ベルクの隣の定位置に戻っていきました。
やっぱりハーリーは、ベルクのそばが落ち着くんだね。

とっても気が強いハーリーは、亡くなる時まで一度も倒れず、頑張って立っていました。
他の馬だったらそうはいかなかったと思います。

ホーストラスト北海道で過ごした約4年半。

のんびり幸せに過ごせたかな。
ハーリーからは沢山の事を学ばせてもらいました。
今まで本当にありがとう、そしてお疲れさま。

これからは、空からみんなを見守っていてね。

パリスハーリー1
パリスハーリー2
パリスハーリー3
パリスハーリー4
パリスハーリー5
パリスハーリー6